98歳実母の認知症はいつから始まっていたのか?

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本当に悲しいことだが、実母の認知症が進んでいる。

いまは施設にお願いしているので、細かい日常のことは分からないが、どうにも思いがけない行動をしているようで、施設の方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。

 

母の部屋は、8畳ほどあり、ベッド、洗面台、押し入れがついている。

ここに先日までは、ポータブルのおまるが置いてあったのだが、先日行ったところ無くなっていた。

籐のイスも持ち込んでいたのだが、それに便を乗せ、その上に座布団をかけて隠していたのだと、施設の方から聞いた。

施設の職員さんはかなりの人数がいるのだが、それでも目が届かないときがある。

そんなときに、母がそのようなことをするらしい。

 

そこで施設のほうでは、部屋がよく見渡せるように極力、物を少なくしたらしいのだ。

おまるもおしっこをした後に、窓からそれを捨てたりするので、撤去したのだそうだ。

哀しいが現実である。

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施設からの帰り道、姉とよく話しているのだが、母はいつから認知症になっていたのだろう。

発症に気づいたのは、父の葬儀の後だったが、よくよく考えてみるとおかしなことは、その前からあったのだった。

たとえば、母は父が退職して家にいるのをことさら嫌がり、父を疎んじた。

私はそれまで、父と母は仲の良い夫婦だと思っていたのだが、母の父に対する態度がひどいので驚いたのだった。

母は父と一緒にいたくないので、近所の友達の家に入り浸った。

朝から晩まで他人の家にいて、父を独りぼっちにしていたのだ。

 

あれは、認知症の始まりだったのではないだろうか。

また、兄嫁に関しても、態度がひどかった。

私はいま、67歳という年齢になって、わが子と結婚してくれるお嫁さん、お婿さんに感謝の気持ちしかわかない。

自分に何かできることがあったら、全力でしてあげたいと思っている。

母のように、嫁の悪口などとてもとても言う気にはならないのだ。

 

何か変だと思っていた。

私が子供の頃の母は、いつも笑っていて、太っているせいもあるが福々しい人だった。

それが、父の定年を境にして、とにかく怒りっぽくなっていたのは確かだった。

 

もし、あの頃が始まりだったなら、もう何十年にもなる母の認知症。

長生きしても、全然幸せじゃないね。

何か手立てはなかったのだろうか。

いまはただ、悲しい。

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