最近話題の宅配ボックス、我が家では以前から使っていました。
宅配ボックスとは言っても、最近販売されているような鍵つきではなくて、ホームセンターから買ってきた箱を玄関脇に設置していました。
大きさは50センチ四方で、蓋がついています。
深さは30センチくらいあるでしょうか。
この大きさだと、回覧板も入ります。

これまでは、回覧板を受け取るために玄関の鍵を開けて置いたのですが、宅配ボックスを設置してからは留守のときにも、回覧板を受け取れるし、荷物は印鑑の必要なものは無理ですが、メール便なら大丈夫です。
郵便局の配達の人にも、ヤマトの配達の人にも伝えたので、留守のときでも宅配ボックスに入れてくれるようになりました。
これまでメール便は、ポストに配達されていたのですが、厚い本などだと入りきらず何か方法はないものか考えた結果、自作の宅配ボックス設置となったわけです。
新聞配達をしている方が以前話していましたが、年末の新聞配達は大層辛いものだそうです。
特に大みそかと元旦の新聞は、チラシが多くて普通の郵便受けには入りきりません。
そんなときに、段ボールを玄関前に置いてくれる人がいると、本当に助かるのよ、聞いたことがありましたが、まさに昨今話題となっている宅配に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
配達するひとに対しての、思いやりがあれば、何かの対策ができる気がします。

宅配ボックスを設置したことによって、もう一つのメリットがあって、それは隣に住む長男夫婦とのコミュニケーションにも役立っていることです。
長男夫婦は共働きなので、隣とはいえ中々会うことができません。
そんな中、子供のちょっとした繕いものなど私に頼みたいときには、宅配ボックスに入れておいてもらいます。
そして直したものを宅配ボックスに入れておくと、彼らがかえってきたときに受け取れるというわけです。
これなら生活のサイクルが違っても用は足ります。

ネット通販はとても便利で経済的ですが、この受け取り方がネックになっていますよね。
最近話題の宅配ボックスには、鍵がついていて、印鑑も入れることができて、その印鑑を使って配達員の人が判を押し、宅配ボックスに入れておくというものらしいですが、鍵つきとは言え簡単なものですから、盗難の危険は避けられませんよね。
ネットという便利なツールを使いながら、受取はアナログというのも皮肉な気がしますが、何かもっといい方法はないものでしょうか。