大みそか、お正月とお料理をつくる機会が増えるこの季節、さっとでき、しかも美味しいものが作れたら最高ですよね。
そこで今回は、
知っているだけで料理が美味しくなるコツ!冷凍保存をきわめる!?
と題して、かしこい冷凍保存のコツを紹介してみようと思います。
食材の保存が上手にできるようになると、レパートリーが広がります。
それに、なにより経済的で家計は大助かりですよね!
それでは早速、始めてみましょう!
冷凍保存のコツ
冷凍した食品を使い切る目安は?

冷凍庫にいれると、これでしばらく保存できると安心してしまい、使うのを忘れてしまうことがあります。
自分で冷凍した食品でも、市販の冷凍食品にも言えることですが、なるべく一か月を目安に食べきるようにしましょう。
もちろん、酒類や保存状態、また季節にもよりますが、二か月以上も持たせるのはおススメできません。
特にハンバーグなどのひき肉を使った料理は、2~3週間をめどに使い切ることをお薦めします。
使い忘れをしないように、食品のケースに日付などつけておくのも一案でしょう。
密封状態を作るには

「食品が空気に触れないよう密封状態にする」
これが食品を冷凍保存するときのポイントの一つですよね。
冷凍専用袋に食品をいれると、それで大丈夫と思ってしまいますが、実はこの袋の中の空気を抜き取ることがとても大切な作業となるのです。
そのときに使いたいのがストロー。
まず、食品を入れたポリ袋の中にストローを差し込みます。
その後に両手で袋を絞りながらストローで空気を吸うのです。
そうすると、徐々に袋がペッタンコになっていきますから、食品と袋がピッタリとくっついたところで、素早くストローを抜き取ると上手くいきます。
肉を冷凍させるときのコツ

肉を冷凍させる際に重要なのは、スピードと空気に触れさせないようにすることです。
冷凍肉の味が落ちる最大の原因が、空気に肉が触れて、酸化してしまうことにあると言われています。
いくら密封してあっても、庫内の空気に触れてしまうことが多いのです。
空気をシャットアウトするための方法としては、肉の周囲を氷で覆ってしまうと良いようです。
そこで、肉を一度凍らせ、冷凍庫から再び出します。
その肉を水にくぐらせて再び冷凍をするのです。
これで、水が凍って膜となり、空気に触れるのを防ぎ、酸化しないで美味しさを保てます。
かたまり肉の冷凍のコツ

牛肉でも豚肉にも言えることですが、かたまりで保存したほうが味はかわりません。
でも、一人暮らしや、少人数の家族では、一度に肉のブロックを食べきれませんよね。
こんなときには、下処理してから冷凍することをお薦めします。
シチューなどに使うのであれば、塩味をつけコショウと小麦粉をつけてソテーしてから冷凍してみましょう。
半調理してから冷凍保存しておくと、使いやすいです。
肉の冷凍にアルミ箔

肉を冷凍保存するときに大切なことは、何と言っても一気に冷凍させるスピード感が大切です。
スピーディに凍らせることが、肉類のおいしさを保つためのコツと言えます。
冷凍させるときには、冷凍室にアルミ箔をしいておくのも一案です。
アルミ箔の上にラップでしっかり包んだ肉を置くようにしましょう。
アルミ箔を敷くことで冷気が早く伝わって、早く冷凍することができます。
出来るだけ薄く

加熱していない肉を冷凍するときには、「肉の厚みを薄くすること」が大切になります。
なぜなら、肉が厚ければ厚いほど、それだけ冷凍に時間がかかり、結果、鮮度や味が落ちてしまうからです。
厚さは1センチ以下まで薄くするのが理想です。
特にひき肉は空気に触れる面積が大きいため、5~10ミリ程度に薄く延ばしてから、ポリ袋にいれます。
そのときに大切なのは、空気をしっかり抜くこと。
そして冷凍室で冷凍させましょう。
この際に、箸などで肉に筋をつけておくと、必要な分だけ折って取り出すことができるので、結構便利です。
お試しください。
まとめ
今回は、
知っているだけで料理が美味しくなるコツ!冷凍保存をきわめる!?
と題して、冷凍保存のコツを紹介しました。
食材の保存が上手にできるようになると、レパートリーが広がります。
それに、なにより経済的で家計は大助かりですよね!
これから師走にかけて、お料理を作る機会が増えると思いますが、美味しいお料理作りの参考にしていただけたら幸いです。
それでは今回はこのへんで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。