別府湾を望む大分県日出(ひじ)町の小学校で、女子バレーボールチームの男性監督が生徒に体罰をしたことをなかったことにしようと大人たちが画策し、騒ぎとなっています。
県小学生バレーボール連盟は、体罰を受けた女子や保護者に事情も聴かずに、「体罰なし」と結論づけたというのです。
更に一部の保護者によって、体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫っていたというのですから驚きです。
強豪チームで起きた指導者、連盟、保護者が揃って蓋をしようと隠ぺい工作をたくらんだことに、ネットからも非難の声が挙がっています。
体罰を受けた子供や親の気持ちを無視し、大会に出ることだけを考えている大人をみて子供たちはいま、どんな気持ちでいるのでしょう。
今回は、日出町小学校の体罰問題・誓約書を作った保護者は誰?非難ごうごうネットの声も!と題しまして、日出町小学校の体罰問題・誓約書を作ったのは誰なのか、ネットの声も紹介しようと思います。
それでは早速、本題に行ってみましょう!
日出町小学校の体罰問題・誓約書を作った保護者は誰?
うんざりだ。
〈一部の保護者は体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫っていた。指導者、連盟、保護者。強豪チームで起きた問題に隠蔽体質が透けて見える。〉
小学生バレーボール体罰
一部保護者、口止め誓約書を配布 「情報漏らした」と正座も https://t.co/RvLxoe1Neo— usako (@usakojpn) November 22, 2019
大分県日出町、人口2万8000人の静かな町でいま、小学生女子バレーボールチームで起きた体罰問題で体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫るという信じられないできごとが進行しています。
被害女児に対して体罰があったのに、指導者、連盟、保護者がタックを組んで無かったことにしようと画策していたのです。
大分県日出町と聞いて思い出したのは、2011年9月に起きた事件。
主婦や幼児が相次いで姿を消し、老夫婦が、他殺体で発見されるという事件が起きた町です。
他殺体で発見された老夫婦は、金品に手がつけられておらず、怨恨による殺人事件の可能性がありましたが、いまだに解決されていません。
日出町の主婦・光永マチ子さんが突然姿を消した事件も、2歳の江本琴音ちゃんがスーパーの駐車場の車から、母親が買い物のために離れた隙にいなくなった事件も不明のままです。
若い女性がハンドバッグをひったくられる事件も発生しました。
いずれも三ヶ月以内の事件で、未解決のままです。
日出町は別府市に隣接し大分市にも近いので、最近人口が急激に増えてきました。
被害者は、幼児から若い女性、主婦、老夫婦と年代も幅広く、いったい誰が何の目的で事件を起こしたのかと、住民は不安を隠せません。
対策としては、夜、出歩かないとか戸締りに用心するとか、それくらいしかありません。
警察は一連の事件の関連性はないとみているようですが、何一つ解決せず今に至っています。
そんなに広い街でもないのに、立て続けに起きた事件で未解決となると、疑心暗鬼になるのは仕方がありませんよね。
今回の、日出町小学校の体罰問題は、未解決事件の中でも明るく過ごしたい、スポーツに励む子供たちを応援したいという保護者の思いが、このような事態を引き起こしたのかもしれません。
日出町小学校は、バレーボールの強豪校だそうです。
たかが小学生の部活とはいえど、勝敗がかかると子供以上に親が張り切ったのかもしれませんね。
体罰があったことを、県小学生バレーボール連盟に誰かが連絡したことを受け、町内の公民館で保護者会が開かれました。
そしてそこで男性の保護者が、
- 指導者の批判はしない
- チーム内で起きたことを公言しない
- 指導者、保護者らの行為について関係協会や団体に訴えない
などを約束する誓約書を配り、署名を迫ったのだそうです。
誓約書は、一部の保護者が独自に作成したもの。
また、情報を漏らした親が正座させられ、詰問されたといいますから、まるでリンチですよね。聞いただけで怖い感じがします。
子供のバレーボールにそこまで親が必死になるのは、何故なのでしょう?
その男性の保護者は、県小連、日小連に報告するヤツは退部してください、とまで言い放ちました。
なんだか、そんな親の元でバレーボールに励む子供たちが、一番気の毒です。
そして子供は親をみて育ちますから、イジメみたいな今回の成り行きをみてどんな気持ちでいるのか、心配になります。
さらに別の保護者の方々も、
- 連盟に報告する意味があるのか。チームの存続が危うくなるし、監督が職を追われるということになりかねない。
- 体罰を受けているのは子供たちも分かっている。先生(監督)の言うことを一回で聞けば、そうはならない。体罰の何が悪いのか。
- 全国大会に行くために練習してるんやろ。
- 一致団結せんと。
- 学校だったら横社会だけど、社会体育は縦社会。下が上に教わるとか、社会に出るための第一歩を教わるのが社会体育だ。
(引用元:Yahoo!ニュース)
このように発言していますので、日出町には独特の教育にたいする土壌があるような気がして仕方ありません。
体罰を受けた女の子の立場がないですよね。
きっと色々なことを大人に言われたり、友達にも責められているのかもしれないと思うと可哀そうでなりません。
日出町小学校の体罰問題に対する世間の反応
叩かれてもありがたいと感じてしまう洗脳的指導が存在してる気がする。
知り合いが高校の時強い高校でバレーしてたけど話聞けば聞くほど先生が変やのに、感謝してて気持ち悪かった。(引用元:Yahoo!コメント)
異常だなこの地域は。みんなで渡れば怖くないと、密告防止の誓約書とかアホか。この監督も安心だ、ここまで父兄が異常だと、多少猥褻しても最近流行のみだらな行為もやりたい放題。あくまでも指導ですと。表に出ないし出ても保護者会が守ってくれる体制。
世の指導者、こういった保護者を集めなければ。(引用元:Yahoo!コメント)
この子は声が小さいという理由でグラウンド走らされ、その後叩かれたと書いてありましたね。
誓約書の内容も唖然。
指導者の批判批評は一切しない、保護者会の半数以上が賛成すれば部員を退部させることができる、とか、ここの保護者達どうなってるの…。(引用元:Yahoo!コメント)
バカバカしいから学校の部活なんて廃止するべきです。
やりたい子供は親がお金を出してグラブチームでも文化教室でも通わせれば良い。
何か有ると直ぐにクレームを付けるのは学校で有り教師だからです。(引用元:Yahoo!コメント)
この口止め誓約書って極端な話、指導者が部員の子供に体罰以外に性的に手を出しても表沙汰にするなってのも言えるよね
親同士でもチクるなとか恐喝までしてるみたいだし場合によってはその被害が他の親自身にもなってたかもわからんなーこわ— 八福 (@8ti29) November 22, 2019
まとめ
今回は、日出町小学校の体罰問題・誓約書を作った保護者は誰?非難ごうごうネットの声も!と題しまして、日出町小学校の体罰問題・誓約書を作ったのは誰なのか、ネットの声を紹介しました。
誓約書を作ったのは、男性の保護者で、体罰問題もみんなでもみ消そうとしたようですね。
主役は子供なのに子供が置き去りにされ、大人たちが自分たちの良いようにごまかしたのですね。
保護者も一生懸命だったのでしょうが、体罰をしたのに庇ってもらった教師は面映ゆかったことでしょう。
今回は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!