ソニー生命の社員・石井伶(いしい・れい)被告(32)
ソニー生命が租税回避地に置いた資産170億円を不正送金、だまし取ったとして逮捕され、今月20日に起訴されました。
しかし、送金の翌日にはこの犯行がバレています。
会社側が口座の残高を確認したところ、被害に遭ったことが発覚し、警視庁に刑事告訴していました。
そんな巨額のお金が移動したことに、会社側が気づかないはずはありません。
誰が考えてもすぐにバレそうなこの犯行を、何故石井被告が決行したのか、それが謎ですね。
今回は、
石井伶の増やした30億円は誰の手に?SNSや弁護士の見解も!
と題しまして、石井伶被告がビットコインにつぎ込み増やした30億円は誰の手にはいるの?SNSや弁護士の見解も交えて紹介!
この内容で進めていきますので、あなたの参考にしていただけると嬉しいです。
それではさっそく本題に入っていきましょう!
石井伶の増やした30億円は誰の手に?
事件の概要
今年5月、ソニー生命の子会社で、イギリス領バミューダ諸島にある再保険事業「エスエー・リインシュアランス」の銀行口座からおよそ1億5500万ドル、日本円でおよそ170億円がアメリカの銀行の口座に不正に送金されているのが発覚しました。 ソニー生命はすぐに警視庁に相談し、被害届を受理した警視庁は先月29日、ソニー生命の社員で石井伶被告(32)をおよそ170億円を不正に送金しだまし取った詐欺の疑いで逮捕しました。石井被告は今月20日、起訴されました。
出典:Yahoo!ニュース
石井被告が170億円を不正送金した子会社、「エスエー・リインシュアランス」はイギリス領バミューダ諸島にあります。
バミューダ諸島は超有名な租税回避地として世界に知れ渡っています。
建物はゼロで、もちろん人は住んでいません。
石井被告が不正送金したといわれる会社は、そんなところに登記されているのです。
資金プールのための純粋なペーパーカンパニーとして考えるのが普通ですよね。
値上がりした30億円分がどうなるのか
被害金はビットコインに換えられ、およそ207億円に値上がりしていました。今後、当初の被害金170億円はソニー生命に返還される予定ですが、値上がりした30億円分がどうなるのかは明らかになっていません。
出典:Yahoo!ニュース
犯行当時の5月、170億円だったビットコインが、およそ半年で30億円ほど値上がり!
押収時には、およそ207億円になっていたそうです。
巷では、この30数億円が誰の手に渡るのかと噂になっています。
当初の被害金額、170億円はソニー生命に返還されますが、値上がりした差額の30億円あまりについては今後の行き先が明らかになっていません。
国内ならば、国庫にいれられます。
しかし、今回ビットコインが押収された場所はアメリカなので、アメリカの法律に基づいて処理されるのだそうです。
この30億円の行方について、さまざまな意見がありました。
値上がりした30億円分がどうなるのか?SNSや弁護士の見解も!
ソニー生命170億円事件。騙し取ったお金は全てビットコインに換えた結果30億円値上がりし、総額200億円ほどに。170億円の弁済が済んだら値上がり分は被告に支払われる可能性が高いと。すごい世界。
— 桜井 駿 / Shun Sakurai (@shunn_sakurai) December 21, 2021
石井被告に支払われる可能性が高い、という意見がありました。
弁護士さんの見解も同様で、横領をしたものに帰属するという考え方のようです。
第三者の弁護士の見解でよければhttps://t.co/QF1dvXZWT6
— さく🏰 (@sakra244) December 21, 2021
この意見に対して、
運用手腕で生きていけますね
これは犯罪抑止的にどうなっていくんだろう— Hiroki Kudo/🙌採用しています/🌏MerryBiz CEO (@hirokii) December 21, 2021
そうですね、30億って……
ワンチャン狙う価値はある😁— sunset77 (@twtweet9) December 21, 2021
これで被告が30億もらえちゃうなら世界中で同じ犯罪が多発しそうですね
— kirikaze夢幻 (@kirikaze_mugen) December 21, 2021
人生にレバレッジ掛けてる強者…
— うし (@Takmiy) December 21, 2021
まさしくやったもん勝ちの世の中❗️
— NANJdoohYO (@rLgxCUjG3Ji1aRT) December 21, 2021
等々、犯罪防止的にはどうなの?という意見が大半を占めていました。
しかし、元特捜部主任検事・前田恒彦氏によると、
だまし取った資金をビットコイン化して隠匿することは「マネー・ロンダリング」にほかならず、資産運用の成功により増加した分を含めて組織的犯罪処罰法が規制する「犯罪収益等」にあたるので、その全額が没収されます。現に警視庁は、男をこの法律の犯罪収益等隠匿罪でも追送検しています。
この資金は、被害回復給付金支給制度に基づいて被害者に対する被害回復にあてられます。外国でその国の法令に基づいて没収され、わが国が譲り受けた財産も同様です。被害者に被害金の全額を交付してもなお余りが出れば、余剰分は国の一般会計の歳入に繰り入れられることになっています。
出典:Yahoo!ニュース
30億円の利益は、国に入るということのようですね。
それにしても、石井被告の犯行の大胆さには、舌を巻きますね。
タックスヘイブンで租税回避して溜め込んだ金じゃね?
少し薄暗い金だから、横取りしても刑事にならんと思ったか?出典:U-1news
石井被告は、このような会社の事情に目をつけ、会社は刑事告発しないと見たのか?
大金を手に入れたかった、というのが石井被告の犯行動機らしいですが、会社の資金をビットコインで運用して差額の利益が出たところで、運用益の30億円だけを自分に懐に収める。
そんな算段だったのかもしれません。
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最後に
今回は、
石井伶の増やした30億円は誰の手に?SNSや弁護士の見解も!
と題しまして、石井伶被告がビットコインにつぎ込み増やした30億円は誰の手にはいるの?SNSや弁護士の見解も交えて紹介!
この内容で進めてみましたが、いかがでしたでしょうか?
それでは今回は、これまでとさせていただきます。
最後までこの記事を読んでいただき、ありがとうございました。