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ダイハツ不正で納車待ちどうなる?キャンセルできる?補償や返金の最新情報も!

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ダイハツの不正によって全車種の出荷が停止となり、大きな話題を読んでいますよね。

全車種が出荷停止とあって、車を購入して納車待ちの人はどうなるのかや保証や返金はあるのかなど不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回まとめた内容はこちらです。

・ダイハツ不正で補償や返金は?
・ダイハツ不正で納車待ちの車はどうなる?キャンセルできる?
・ダイハツ不正に対する世間の声

ダイハツ不正で納車待ちの車はどうなる?キャンセルできる?

ダイハツの今回の不正により納車待ちの車の出荷は未定と記者会見で発表されていましたが、2023年12月21日現在、各ダイハツディーラーで納車待ちの方への対応が始まっているようです。

  • 工場から出荷されているダイハツ車は納車可能
  • 納車待ちだけどキャンセルになってしまった
  • 工場出荷済みオプションも付けてあってもキャンセル可能・納車も可能

現状のダイハツディーラーの対応は上記3つとなっているようです。

一つ一つ見ていきましょう。

工場から出荷されているダイハツ車は納車可能

すでに生産工場から出荷されているダイハツ車については、納車可能というディーラーもあるようです。

ダイハツの不正は許せませんが、車自体を楽しみに待っている納車待ちの方にとっては、一日でも早く納車して欲しいところですね。

納車待ちだけどキャンセルになってしまった

ダイハツディーラーから電話があり、納車待ちの車がキャンセルになってしまったという方もいるようです。

おそらくですが、納車待ちの車で生産工場から出荷されていないものに関してはキャンセルになってしまう可能性があるのかもです。

工場出荷済みオプションも付けてあってもキャンセル可能・納車も可能

納車待ちの車で、すでに工場も出荷し、ディーラーの工場でオプションまでつけている状態のダイハツ車で、キャンセルも可能だし納車も可能というパターンもあったようです。

オプションまで付けていたということは、納車まであと少しという状態だったと思いますが、キャンセルも可能ということは、ダイハツディーラー側としては真摯な対応ですね。

ダイハツディーラーが納車待ちの方を訪問して謝罪

ダイハツとトヨタディーラーの営業マンが、納車待ちの方を一軒一軒訪問して、謝罪をしていくそうです。

メーカー側の不正を販売店であるディーラーが謝罪というのは本当にかわいそうですが、納車待ちの方にとっては今後の事について具体的に相談できますし、真摯な対応に好感が持てますね。

出荷停止で再開時期についても未定

2023年12月20日に行われた会見では、不正のあったダイハツ工業の社長が出荷再開について決まっていないと発言しています。

車両の出荷停止について「自主的に出荷をやめた」としたうえで、再開時期については「まだこれからのスタートなのでわからない。一日も早く再開できるよう努力したい」と述べるにとどめた。

出典:毎日新聞

今回は1989年から行われていたとあって30年以上の不正であり、車種も全車種に及ぶことから巨額の損失になりそうです。

全容把握にも時間がかかりそうですし、補償や不正となった安全性をクリアした衝突試験の再構築もされていかないと出荷の再開の目処は立たないかもしれませんね。

キャンセルはできる?

車の購入でキャンセルできるのは売買契約が成立する前までです。

物を購入する時には8日以内であればキャンセルできるという「クーリングオフ」の制度がありますが、新車、中古車にかかわらず、車にクーリングオフは適用されません。

売買契約が成立するのは、ディーラーローンの場合はディーラーにローン会社から承諾通知が行った時点です。

また現金一括払いの時は、納車された日かお客様の注文で改造や修理を車に加えた日か車の登録がされた日の中で一番早い日になります。

契約がどこまで進んでいるかによってキャンセルできるかは変わってきますので、契約書の裏などを確認してみましょう。

契約書には約款があり、約款には必ず「契約成立日」や「キャンセル料」についての記載があります。

【最新情報】ダイハツ不正で補償や返金は?

ダイハツの不正によって全車種出荷停止になりましたが、補償や返金についての発表はまだありません。

実際にサブディーラー(業販店)へも、ダイハツやディーラー側から補償や返金のことについて全く言及がないとの事です。

ただ、今まで他車で車体試験に不正があった時は対象の車種に対して補償金が出た事例がありますので、今後補償がある可能性が高そうです。

三菱・日産の不正発覚時は対象車種利用者に10万円

2016年に三菱自動車に燃費不正問題があった時は、eKワゴン/カスタム(三菱)、
eKスペース(三菱)、デイズ(日産)、デイズルークス(日産)の4車種の利用者に補償を行いました。

その時の補償金額が1台10万円でした。(残価設定クレジットユーザーは、契約年毎に1万円)

この算出には、燃費試験不正によってユーザーが被るであろう損失が金額に反映しているようです。

具体的には

・燃費値が異なることで生じる燃費代の差額
・車検の時などに想定される税金の差額
・お詫びの気持ち

などが金額に反映されています。

ダイハツの補償金額は?

今回はダイハツのほぼ全ての車種で、追突実験に不正があることがわかりました。
これに伴う補償金額についてはまだ発表がありません

他社では補償が行われましたが、今回の不正では全車種が対象となることからどこまでを対象とするのか、金額はいくらになるのかなど算出に時間かかかる可能性があります。

12月20日に行われた会見でもダイハツ工業の社長である奥平氏は取引先に対し「補償を検討していく」としていて、まだまだユーザーへの補償については何も決まっていないことが伺えます。

 奥平氏は「仕入れ先や従業員がモノが作れない時間が続く」とし、生産も停止する方針を示した。部品などの仕入れ先は国内に423社あり、このうちダイハツ向けの売上高が10%以上の会社は47社あるとした。取引先に対しては、発注した部品は引き取るなどの対応をするほか、補償についても検討していくとした。

出典:毎日新聞

ダイハツ不正に対する世間の声

ダイハツの不正に対してはユーザーによる心配の声や識者の声が多く上がっている印象で、不正も対象車種も大規模なので損失もかなり巨額になる可能性が指摘されています。

2016年に起こった三菱の不正と比較されることが多いですが、今回はかなり大規模なので比較にならないとの声もあります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回のダイハツの衝突実験の不正によって全車種出荷停止になってしまい、返金や補償があるのかと不安の声が多く上がっています。

12月20日のダイハツの会見では「補償は検討していきたい」としていて、具体的な保証の金額や補償時期、補償範囲はまだ何も決まっていないようです。

また、契約してしまった場合キャンセルできるかについては、売買契約前であればキャンセルできますがクーリングオフは車には適用されないので注意しましょう。

詳しくは、契約書の裏などにある約款に契約成立日やキャンセル料についての記載がありますので確認してみてください。

三菱のリコール隠しの時は全てが発覚して問題が収束するまで数年かかりましたが、今回は比較にならない大きさということでユーザーにとっては不安ですよね。

現在のユーザーもこれから納車される人たちも、1日でも早く安心できるよう原因の究明をしてもらいたいものです。