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多子世帯の大学無償化がずるいと言われる理由5つ!不公平・反対と炎上!

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2025年に多子世帯の大学無償化を行うと政府から発表があり、今回は所得制限なしで行うということから注目が集まっています。

大学の負担が少なくなることから喜ぶ声がある一方、子供が2人までの世帯では何の支援もないことから「不公平だ」「ずるい」という批判の声も多いですよね。

また実際にどのくらい不公平なのか気になる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回まとめた内容はこちらです。

・多子世帯の大学無償化がずるいと言われる理由5つ!不公平・反対と炎上!
・多子世帯の大学無償化が決定するのはいつ?

多子世帯の大学無償化がずるいと言われる理由5つ!不公平・反対と炎上!

多子世帯の大学無償化がずるいと言われるのは、子供2人までの世帯との差が大きいことが大きな理由です。

細かく分けると次のような理由が不公平・反対を呼んでいます。

理由①子供2人までの世帯との差が大きい

今回対象となるのは子供3人以上の世帯で、子供が3人以上いれば兄弟全員が大学授業料が無償という報道があったことです。

これに関しては3人目以降が対象なのか、きょうだい全員対象なのか詳しいことはまだ制度内容は決まっていません。

しかし2人以下の世帯は同じように子育てをしていても何の支援も受けることができないということは事実なので、ずるいという不満の声が多くあがってしまいました。

今までの制度では所得380万円未満の世帯が授業料の減免されるなどの支援があり、2024年度からは所得600万円未満の世帯へと拡充される予定です。

これが所得制限になしとなると、収入の少なさで3人目の子供を生むことを諦めた人たちなどはずるいと感じても仕方ありませんよね。

理由②現在までに3人以上育てた世帯には恩恵がない

ずるいという不満の声で多くあるのが、3人目が2025年までに大学を卒業するなどのギリギリ対象にならない世帯です。

所得制限がなくなると多くの世帯が対象となることから、「頑張って授業料も払い続けてきたのに、今頃無償化になるなんて」と残念な気持ちになってしまいますよね。


また、現在も奨学金を返済している人にとては「この制度がもっと早く出来ていれば」という思いが出てきてもおかしくないですよね。

理由③学部によって学費の差がある

2025年からの支援では所得制限はなく、国立大学や私立大学に加え、短大や専門学校も支援の対象になります。

ただ医学部や理系の学費が高い学部も同じように対象となるということで、授業料が違いすぎるので不公平でずるいのではないか?と反対の声が上がっています。

確かに、医学部や理系の大学の授業料はかなり高額となり、それが税金で賄われるとなると、対象にならない世帯では税負担を感じますよね。

理由④今後少子化対策で増税される可能性

やはり不公平やずるいとの声が多いのは、現在までに何とか子供の大学の費用を工面してきた世帯や、いまだに奨学金を返済している人たちです。

自分の奨学金に加え、下の世代の授業料のために増税されるとなると苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。


また、無償化されて恩恵を受けた子供たちの世代も大人になって税金を払う立場になります。
その時に少子化対策によって税負担が増えていれば、奨学金を返済しているのと同じように負担が増える可能性もありますよね。

税負担が更なる少子化を生むのではという心配の声も上がっています。

理由⑤多子世帯でなく収入によって支援を決めるべき

反対の声が出ている理由の一つに、「所得制限なし」ということが挙げられます

数千万円稼いでいる世帯多子世帯は支援があるのに、所得の少ない子供2人以下世帯には支援がないというのも不公平、ずるいと話題になっています。


子供が2人以下なのは大学に行かせるだけの収入がないからだという声も多いことから、逆に1人目、2人目を大学無償化にすれば子供を産もうと考える人も増えるのではという意見もあります。

多子世帯の大学無償化が決定するのはいつ?

多子世帯の大学無償化は年内に閣議決定し2025年度から始まる見通しですが、多子世帯の定義など詳しいことはこれから協議が行われていきます。

現在は所得に応じた支援があり、2025年から多子世帯支援へ拡充

2023年現在は、所得が380万円未満の世帯に大学授業料などの減免といった支援があります。
これは2024年には所得600万円にまで拡充され、さらに2025年には多子世帯であれば所得制限なしに支援が受けられるとあって大きな話題となりました。

年内に閣議決定

多子世帯の大学無償化は「異次元の少子化対策」の一つとして、2023年12月中には閣議決定される見通しです。

3人以上という定義が、独立して扶養から外れた子供も含まれるのかなど詳しいことはまだ決まっておらず、今後具体的なことが決定していくと思われます。

年内に大まかなことが決まると思われますので政府の発表を待ちたいところですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?
多子世帯の大学無償化がずるいと言われ、不公平・反対の声が上がっている理由は、

・子供2人までの世帯との差が大きい
・現在までに3人以上育てた世帯には恩恵がない
・学部によって学費の差がある
・今後少子化対策で増税される可能性
・多子世帯でなく収入によって支援を決めるべき

などの声が多く上がっていて炎上となってしまったようです。

子供3人以上の多子世帯にとって気になるのは、「多子世帯大学無償化がいつ決定するのか」ということですが、

多子世帯大学無償化の閣議決定は2023年12月の年内で、開始時期は2025年度からとなっています。

「3人目のみ無償」なのか「3人全員無償なのか」など詳しい内容はまだ決まっておらず、閣議決定の時期までに大まかなことは決まりそうですので、政府の発表を待ちたいところです。

与党のウラ金疑惑などで大きな話題になっていますが、少子化についてもしっかり方向を決めて欲しいですよね。